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アッシュとロナート卿【FE無双風花雪月】

どうも、だねるねです。

最近、やっと風花雪月無双をやり始めました。

青獅子の学級が一番推しなのですが、ユーリスとベルナデッタが赤焔の章でめちゃくちゃ絡んでいると聞いて、赤焔の章からやり始めてます

で、アッシュとロナート卿がね……いろいろ考えさせられるわけですよ……

ストーリー上仕方ないにしてもね……

真実を知っている側から見ると、ロナート卿が哀れすぎる

息子・クリストフの仇のために、前作でも無双でも挙兵するロナート卿。

真実を知らなければ、彼は息子想いの父親、もしくは私情で領民を戦に巻き込む領主という評価で終わります。

しかし、前作をやった人間は知ってしまっているのです。

 

どんな経緯であれ、クリストフは何かしてしまった罪人。

ロナート卿がレアに向ける復讐心は、的外れなものであること。

 

前作では、嘘によって振り回され、領民を巻き込み、アッシュを苦悩させる。

赤焔の章では、ロナート卿は場合によってはある意味もっと悲惨な運命をたどることになります

息子(実子)のために息子(養子)を殺す父親

今作・赤焔の章では、ロナート卿は帝国軍としては救出する味方として登場します。そう、前作ではどの学級でも亡くなったロナート卿は赤焔の章では生存するのです

アッシュの方は王国軍つまり敵軍として登場します。プレイヤー(シェズ・帝国軍)には2つの道があります。

アッシュを王国軍の人間として殺すか、アッシュを説得して帝国軍に引き入れるか。

アッシュを殺した場合

今回、私はこちらを選びました。

個人的にアッシュは好きなのですが、アッシュが帝国軍に寝返るのもなんか嫌だなーと思ったのが理由です。

アッシュは王国軍の人間として亡くなります。

すると、ロナート卿は「我が子のために我が子を殺す、か」というような発言をします。

息子・クリストフのために挙兵したはずなのに、結果的にもう一人の息子であるアッシュを死なせることになります。

しかも、結局そんなことをしてまでやった復讐劇の真実は、前述したとおり的外れな相手に向かっている。

ロナート卿が真実を知ることはおそらくないと思いますが……もうこの一家の救われない感が半端ない道を選んでしまったことに後から気づく私……

アッシュを説得した場合

まだ私はプレイしておりませんが、アッシュを説得した場合、アッシュは王国軍を裏切り、帝国軍でロナート卿とおそらく最後まで共に生きることができます。

それはそれで幸せともいえます

ロナート卿側としてはアッシュを殺す道よりかはよほどマシな道でしょうが、アッシュ側からすれば、彼の憧れた忠義を貫く騎士道を裏切り、かつての級友たちや仕えた主君を裏切る、精神的に相当苦しい道になるわけです。

無双では士官学校で過ごす時間が短くなっているので、青獅子の学級のメンバー同士の関係も希薄になっているかもしれませんが……それでもねぇ……

説得した場合のアッシュがクリストフの真実を知ったら、一体どう思うんでしょうかねぇ……

ロナート卿、アッシュの心情考えてくれ

ちなみにロナート卿救出の戦闘で、アッシュが登場すると、ロナート卿がこんなことを言います。

「アッシュ!儂に会いにきたというのか!?」

殺しに来てるんだよ

まぁニュアンスの問題か?過激に反応しすぎか?とも思うんですが、"会いに来た"だとアッシュが覚悟を決めてロナート卿を討ちに来ているのに、そんなこと考えずにのんきに"息子が会いに来てくれた!"ってニュアンスに感じてしまう

アッシュ本人に言ってるセリフじゃなかったからまだよかったんですけどね

息子に酷な選択させといてのんきすぎねえかな、この領主……

前作では多少納得できた部分が……

前作では、青獅子の学級を選択しなければ、基本的にアッシュがロナート卿を討ちに行くことはありません。

そもそも領主の討伐の手伝いなんてものすら、普通は生徒に行かせるものだとは考えないでしょう

だから、前作のロナート卿は純粋にアッシュを巻き込まないようにアッシュに何も言わず、士官学校に送り出していると考えることができます

結果的に青獅子の学級の場合はアッシュと戦うことにはなりますが、状況的に事前には”我が子のために我が子を殺す覚悟”なんてものを持つ必要はありません

 

でも無双では、アッシュは既に王国軍として戦っている身なんですよね

だから、ロナート卿はどう考えても、帝国軍に裏切る選択をした時点でアッシュと敵になる可能性を少しでも考えられるはずなんですよ

逆に言えば、”我が子のために我が子を殺す覚悟”もないまま裏切るというのは、さすがに甘すぎではないか?と思ってしまうわけです

元々の帝国軍との手筈も破っちゃってたみたいですし、なんというか無能感が出てしまっている……

頼むからアッシュのために挙兵しないでくれ、ロナート卿……

前作もアッシュはロナート卿の件で辛い展開ですが、今作・赤焔の章はアッシュもロナート卿もどんな道を進んでも悲しさというか胸に来るものがある運命です

でもまあ、この親子が敵対しない運命もあると知れるだけでも、ある意味救いと言えるかもしれない

 

それでも前作・今作共通でロナート卿には、アッシュのために挙兵しないでほしい!と思わずにはいられません

アッシュを引き取った経緯といい、領民に慕われている面といい、息子の復讐のために戦う姿といい、ロナート卿が良くも悪くも情に厚いことは明白です

ですが、だからこそもうひとりの息子であるアッシュを思いやって、挙兵しないという道を前作でも無双でも歩めなかったのかな、と逆に考えてしまう日々です

まあこれは前作のアッシュとギルベルト支援でも、ギルベルトがロナート卿にとって守るべきものはアッシュで、それを見失ってしまっていたという話はしてるんですけどね

そういうのを見失ってしまったりするのも、ある意味リアルな描写として受け入れられればいいのかもしれませんが……

 

何度も言うけど、ロナート卿の復讐の矛先間違ってんだよなぁ……

 

その虚しさとアッシュの苦悩を考えると、いろいろ考えてしまう、だねるねでした