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シルヴァンの父、マイクランを後継ぎにする気満々だった説を考察【FE風花雪月】

どうも、だねるねです。

本日は、実はシルヴァンの父・マティアスはシルヴァンが生まれてからもマイクランを後継ぎにする気満々だった説を述べていこうと思います

(以下、FE風花雪月=本編、FE無双風花雪月=無双として述べます)

廃嫡されたのは本編の3年前

本編にて、マイクランの廃嫡された理由としてセテスは「マイクランが紋章を持たなかったからと聞いている」と述べていますが、これってあくまで一般的な噂でしかないと思うんですよね

シルヴァンが受けてきたマイクランからの仕打ちを考えると、素行が悪かったようで、それが本当の主な原因だと思います

紋章の有無の問題なら、シルヴァンが生まれてすぐに廃嫡するはずですし

でも、マイクランが実際に廃嫡されているのは本編の3年前なわけです

シルヴァンがある程度成長するまでスペア的に扱われていた可能性

イクランを廃嫡した後にシルヴァンが亡くなった場合、ゴーティエ家に跡取りがいなくなるので、ある程度シルヴァンが成長するまで生殺しにされていた可能性っていうのをネットで見て、まぁありえなくはないよな、と思っています

ですが、無双で判明したゴーティエ家およびマティアス関係の情報を考えると、この可能性は低いと個人的に思っています

愛していただろう前妻との子であったマイクラ

無双にて判明した、シルヴァンの父・マティアスの前妻の存在

はっきり明言されてはいませんが、明らかにマティアスは前妻を愛していたとしか思えない描写があります

そもそもフォドラが平和な時期とはいえ、王国貴族の中でもかなり地位が高いはずのゴーティエ家において、帝国出身の女性を娶るメリットは感じられません

イクランはその前妻の子どもであり、マティアスも愛情の程度はともかく、愛した女性との子をないがしろにはできないと思うんですよ

どんなに素行が悪かったとしても、もうひとりの息子を傷つけていたにしても、ね

となると、マティアスがマイクランを守ろうと、シルヴァンが生まれてからも後継ぎにするつもりで動いててもおかしくはないと思うわけです

紋章無しの当主の障害・スレン

そもそもゴーティエ家が紋章を重視しなければいけない理由は、異民族スレンの侵攻です

この問題さえなければ、紋章の血が薄れたフォドラにおいて、紋章のない人間が家を継ぐのは多少戸惑いがあるくらいで済むでしょう

そもそも紋章持ちが家を継ぐのが普通の価値観がフォドラにあるとはいえ、「例外はある」と無双でイングリットも語っていますし、似たような異民族の侵略問題を抱えるヒルダの家・ゴネリル家も紋章無しのホルストが後継ぎになることが決まっていても、ヒルダが何か言われている様子は全く見られません

特に平民からすれば、自分たちの身の安全さえ守られれば紋章なんて興味はないのはホルストの件でもわかりきっています(下手したら貴族でさえも、紋章に代わる力があれば認めている状況ですし)

そうなると、マイクランが当主になる上で、周りに文句を言わせない方法

それはマティアスの代でスレンとの関係を改善するということしかありません

はい、ここでスレンからの人質と和平の事実と紐づきます

仇であるスレンの人質を丁重に扱った事実

当時からマティアスがスレンとの完全な融和を図っていたかはともかく、ただの停戦のために人質を受け入れるだけなら、愛していた前妻の仇の一族を丁重に扱う必要など全くありません

それなのにスレンからの人質に言葉や習俗、果ては用兵に至っては自ら教えていた可能性が高い

これは「スレンやダスカーとも仲良くしたい」と言っていたディミトリの父・ランベールの方針に従ったとも考えられますが、私はそれよりもマイクランのためにスレンとの和平を図ったが故ではないかと思っています

無双の外伝でのマティアスの発言を考えると、和平まで行かなくとも、スレンが侵攻してもファーガスもそれほど豊かではなく、勝算も少ないということを人質に理解させることで、スレンの侵攻意思を減らしたかったのだと思います

ただ、それを理解していてもいなくても、どう考えてもマイクランとしてはいい気分はしないはず

何故なら、マイクランにとってもスレンは母や生まれてこなかった弟の仇なわけです

母の仇を丁重に扱い、あまつさえ息子の自分に対するようにマティアス自ら用兵を教えている姿を見たら、「親父は母さんの仇相手に何してんだ」って思ってもおかしくありません

そして、スレンとの和平などが仮に成立したとしたら、マイクランは仇を討つ機会を失います

他ならぬ自分のせいで母の仇を受け入れざる負えない状況だったら

もしマティアスの意向が上記の通りで、マイクランがそれを理解していたとしたら

「自分が紋章を持っていないから…」って思うのが普通じゃないですか?

しかも、自分が母の仇を討とうと思っても、最大の武器である破裂の槍は自分で使えないわけです

無力感というか、そういうのが沸き上がると思います

そうなると後妻を迎え入れ、シルヴァンを産ませたのは何故か

イクランを後継ぎにする気満々だった説を考えると、「じゃあなんで後妻を迎え入れてシルヴァンまで産ませてんの?」という疑問も生まれます

後妻を迎え入れた理由の方はまぁいろいろと可能性があります。

  • 元々紋章持ちの子どもを産んでもらうため
  • 周り(ゴーティエ領の人間)にいろいろ言われるから
  • ランベールとパトリシアみたいに情が湧いて保護するつもりで娶ったから
  • イクランの母親代わりにするため

などなど

後妻を迎え入れるだけなら、正直紋章持ちの子ども云々だけじゃなかったとも思えます

個人的には紋章持ちの子どもの問題云々のことも含め「ゴーティエ領の人間にいろいろ言われるから・領民を安心させるため」ってのが考えられると思います

マティアス自身が紋章持ちの子どもを望んでただけだったら、正直ランベールやロドリグが喝を入れたりすると思うんですよ

イクランや前妻について周りにいろいろ言わせないために、後妻を迎え入れ、シルヴァンを生ませたって考えると納得が行きます

紋章持ちの子どもを産む努力すらしなかったら、亡くなった前妻すら悪く言われる可能性あるじゃないですか…紋章持ちを産めなかった上に辺境伯から次の子どもを産ませる気力を奪ったって…考えたくないですけど…

そもそも生前から紋章無しを産んだって悪口言われてた可能性も否定できませんしね…

状況と心情がぐちゃぐちゃになってもおかしくないマイクラン周り

とはいえマイクランから見れば、理由がなんであれマティアスの行動に「いろいろと矛盾してねえか」ってキレてもおかしくはない環境です

理由を理解してても、子どもからすれば後妻を迎え入れるだけでいろいろ思うところがあるはず

ディミトリのように生母を知らずに育ったならそんなことにはならないかもですが

でもなんだかんだ、マティアスの心情がどうあれ、ゴーティエ領の人間はシルヴァンが生まれた時点でシルヴァンを持ちあげるだろうし、マイクランは自然と冷遇される

おまけにスレンからの人質は自分と同じく父親からいろいろ教わってるとなると、自分の待遇は仇の人質と変わらないのか?とか思いそう

シルヴァンが生まれたことがマイクランの素行不良の大きなトリガーだったとは思いますが、シルヴァンが生まれなくても、シルヴァンが紋章なしで生まれても、マイクランは荒れ、マティアスと拗れるのは想像できますよね…

 

ということで、いろいろ考察してみました

正直無双の情報を考えると、シルヴァンはそんなにマイクランに引け目を感じなくてもいいのよ…って思っちゃいます

本日は以上です!!

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