どうも、だねるねです。
最近、死神騎士ことイエリッツァの"イエリッツァ本人としての人格"と"死神騎士としての人格"について、いろいろ考えたので、ちょっとまとめてみます
もう他の皆さんが考えついてる話だったらすいません
(以下、FE風花雪月=本編、FE無双風花雪月=無双として述べます)
良心の呵責によって二重人格になったのではと考察
二重人格になる要因としてたまに聞くのが、"本人格が受け入れられないことを別人格に渡す"というような話があります。
正にイエリッツァはそのパターンなんじゃないかとだねるねは思っております。
流れとしては
本人格=イエリッツァは元々良心(良識?)が人並みにあった
具体的には、姉のメルセデスを守るためとはいえ、殺人はするべきではないという良心があった
↓
良心の呵責により、本人格=イエリッツァは自分の殺人行為を受け入れられず、それを受け止める人格・正当化のために別人格=死神騎士が生まれた
というのが考えられます
イエリッツァ(エミール)の良心の可能性
イエリッツァ自身は無双にて、「自分は殺人者として罰せられるべき」というようなことを発言しています
本編のメルセデスとの支援を聞くに、エミールには父からメルセデスを守るという目的や、バルテルス家の人々からの仕打ちなど、情状酌量の余地がありそうな理由があるにも関わらずです
これだけではすごい良心が強い人間かはわからないですが、少なくとも人並みの良心があるのは明らかです
また、エミールはあの信心深いメルセデスが姉であり、彼女の価値観の影響を受けている可能性が高い
そうなると、なおのことエミールの根底には"どんな理由があろうと殺人は罪"という意識が強かったのではないか、とだねるねは推測します
姉と同じ場所で佇むイエリッツァ
youtubeに私が投稿している、メルセデスとイエリッツァの動画を作っていて気づいたんですけど、イエリッツァって赤焔の章でメルセデスを説得できなかった場合、青燐の章でイエリッツァを説得できなかったメルセデスと同じ礼拝堂で佇んでるんですよね…
メルセデスの信心深さって、王国の教会に暮らしていたからかなって思っていたんですが、その前に一緒に過ごしていたイエリッツァも同じことをしていることを見ると、元々信心深いところがあって、イエリッツァもそれに影響されているとも思えます
もしくは2人の母が信心深くて、2人に影響を与えたのかも
それでも守りたかった母と姉
イエリッツァは無双にて「母と姉を愛している」という話をしてくれます
エミールとしての彼は、罪を犯してまでも母と姉を守りたいという思いが強かったのではないでしょうか
そもそも彼がバルテルス家の人間を殺すきっかけになった、バルテルス伯爵の言葉からして、メルセデスが紋章を持つ子どもを産むまでとんでもないことやらかすことしか想像できませんし…
ハンネマンの妹さんのようなことになる想像しかできない…
死ぬより辛い目に遭わされる可能性しかない…
惨殺のときの話を聞く限り、イエリッツァは衝動的にやったとも取れますが、根底の思いとしては、どんな罪深い行為でも、メルセデスを守りたかったのだと思います
母と姉に嫌われたくなかった?
これはあくまでひとつの可能性なのですが、殺人行為をした自分を母と姉に知られたら嫌われてしまうかもしれないという思いも、死神騎士という別人格を生み出した原因ともいえるかもしれません
上記で述べた通り、エミールとして一緒に過ごしていたときからメルセデスや母は信心深い可能性があります
そんな2人が、どんな理由があれ、家族を殺し、人殺しとなったエミールをどう思うのか
2人への愛情が強いイエリッツァにとって、わずかでも母やメルセデスに嫌われたくないという思いもあったのではないか
だからこそ、自分ではない誰かに人殺しという罪を受け渡したのではないかと思ったりします
さて、一応ファンタジー世界なので、こんな現実的なメンタルがイエリッツァの死神騎士という人格形成の要因になっているかは定かではありません
あくまでそうかもなーくらいな要素の読み物として楽しんでいただけたのなら幸いです
本日は以上です!